ヤンキース指揮官 相手投手のボークを主張し退場 ベンチから声荒げる

[ 2016年5月6日 13:49 ]

<ヤンキース・オリオールズ>4回に相手投手がボークを犯したと抗議するヤンキースのジラルディ監督 (AP)

ア・リーグ ヤンキース0―1オリオールズ

(5月5日 ボルティモア)
 ヤンキースのジョー・ジラルディ監督(51)が5日に行われたオリオールズ戦で退場処分となった。

 ヤンキースは4回に2死三塁と先制機を迎えたが、この場面でジラルディ監督はベンチから三塁塁審に向かって声を荒げた。ベルトランが一飛に倒れてこの好機を逃すと、指揮官は三塁ベンチから飛び出し、両者は本格的に口論開始。三塁塁審は即座に退場を宣告した。

 ジラルディ監督はこの場面でオリオールズの先発・ガウスマンがボークを犯していたと主張。自らセットポジションの構えを見せて、同投手が完全に制止しないで投球動作に入ったことを三塁塁審に訴えていた。

 この試合でヤンキースは延長で0―1のサヨナラ負け。ジラルディ監督の言う通りであったなら、三塁走者のカストロが決勝の本塁を踏み、8回無失点と好投を見せた田中が今季2勝目を挙げていた。

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2016年5月6日のニュース