ライナー直撃緊急降板の小熊抹消へ　先発いない…

＜中・神＞４回表２死、原口の打球が当たった個所をみつめる小熊（中）

セ・リーグ 阪神１－０中日

（5月5日 ナゴヤＤ）
　中日・小熊がアクシデントに見舞われた。４回２死、原口のライナー打球を右前腕部に受けて緊急降板。名古屋市内の病院で「打撲」と診断され、６日の出場選手登録の抹消が決まった。緊急登板した山井は大和のソロ被弾だけで踏ん張りながら打線が元気なく２試合連続の零敗で４位へ転落。貯金もなくなった。

　４日には外国人枠の関係でジョーダンの出場選手登録を抹消し右肘手術明けの吉見も１０日間以上の間隔を空けるために登録外となったばかり。来週以降も２週連続の６連戦が控える中、大事に至らなかったとはいえ、小熊の一時離脱は痛い。森ヘッドは「いる人、来ている人でやります」と説明。１０日からのＤｅＮＡ３連戦（横浜）では山井や１軍初合流したドラフト２位佐藤らを候補にやりくりするしかなさそうだ。