広島・九里、収穫よりも、後悔が…それでも緒方監督は高評価

[ 2016年5月6日 08:30 ]

<巨・広>5回1死一、二塁のピンチに小林誠を二ゴロ併殺に斬った九里は気合いのガッツポーズ

セ・リーグ 広島2-4巨人

(5月5日 東京D)
 気迫の投球も勝利に届かなかった。昨年8月12日ヤクルト戦(マツダ)以来の先発だった広島・九里が7回7安打4失点で今季初黒星を喫した。

 試合前半は持ち味を存分に発揮。ツーシーム、カットボールなどで徹底的にバットの芯を外した。2回1死一、二塁、5回1死一、二塁では村田、小林誠をともにツーシームで二ゴロ併殺。それだけに先制された6回、なお2死一塁でギャレットに許した2点本塁打が痛恨だった。「相手がいい投手なので、1点でも少なく…という気持ちだった。反省しないといけない」。収穫よりも、後悔が口をついた。

 2年ぶり勝ち星はならなくても緒方監督からは「次回もローテの一角として回ってもらおうと思っている」と高評価を受けた。名誉挽回の機会は1週間後にすぐ、巡ってくる。

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2016年5月6日のニュース