ロッテ オープン戦首位タイ、打線好調も指揮官「まだまだだね」

[ 2016年3月18日 18:55 ]

15日のソフトバンク戦8回無死満塁、ロッテ岡田は右前適時打を放つ

 ロッテが17日時点でオープン戦13試合を戦い8勝4敗1分けでソフトバンクと並び首位に立っている。

 現在引き分けを挟んで4連勝中。昨季パ・リーグ最少タイの85本塁打だった打線は12球団トップの11本塁打をマーク。チーム打率.286、62得点も1位だ。それでも、伊東監督は「勘違いするんじゃないかと思って逆に怖い。フライばかり打ち上げたりね。選手のタイプに応じた打撃を心がけてほしい」と話した。18日の全体練習前には6選手が早出練習でバントやバスターなどの小技を特訓した。指揮官は「主軸を打つ選手が振るのはいいけど、三振しちゃいけない打者が三振して帰ってくる。ベンチで配球を読んだりして、なんとかバットに当てる形を見せてほしい。まだまだだね」と、勝ってかぶとの緒を締めた。

 救援投手陣は松永、藤岡、益田、大谷、内、そして守護神・西野と強力な顔ぶれが並ぶ。先発も実績のある開幕投手・涌井、石川、大嶺祐、スタンリッジに加え、3年目・二木が頭角を現し、2軍にはチェン、イ・デウン、唐川が控える。オープン戦は残り3試合。伊東監督は「(オープン戦順位は)全然意識しない。公式戦と同じような戦いをしたい。負けるよりは勝った方がいいけどね」。投打の戦力が整うロッテがオープン戦“優勝”で勢いに乗り、3・25の本拠地開幕戦に臨む。

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2016年3月18日のニュース