ロッテは声出し役が1万円拠出「士気を高めるため」

[ 2016年3月18日 06:28 ]

<ロ・巨>試合前、円陣を組むロッテナイン

 ロッテは声出し役が「ご祝儀」をもらっていた他球団とは違い、背番号の若い順に回ってくる声出し役が1万円を拠出する仕組みだった。

 林信平球団本部長は「士気を高めるためにやっていた」と説明。13年から自然消滅する昨季途中まで行われていた。声出し役は負けるまで同じ選手が務め、1回1万円で、試合ごとに払うわけではない。シーズン前半戦、後半戦で最も長く連勝した時の声出し選手が所属する「内野手会」や「外野手会」がプールされた金を受け取り、納会などの費用に充てていた。

 負ければ負けるほど声出し担当が入れ替わり、その都度1万円を払うので総額が上がる。林球団本部長は「協約に違反するものではない」としたが、別の金銭授受の疑いもあるようで「2軍選手のヒアリングが残っているので詳細は差し控える」と話した。

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2016年3月18日のニュース