岩隈 マエケンと初投げ合いへ 22日次戦で実現「楽しみ」

[ 2016年3月18日 05:30 ]

<マリナーズ・ジャイアンツ>2回2/3を7安打5失点と乱れた岩隈(AP)

オープン戦 マリナーズ9―6ジャイアンツ

(3月16日 ピオリア)
 マリナーズの岩隈は16日(日本時間17日)、今オープン戦3度目の登板となるジャイアンツ戦に先発。ここまで2戦は無失点だったが、2回2/3を7安打5失点と乱れた。

 「うまく投げきれなかったし、集中力が切れていた。球数も多くちょっとばてました」。初回は3者凡退だったが、2回以降は集中打を浴びて2四球を与えた。気温31度の日差しもこたえた様子。ただ「まだオープン戦なのでいろいろ失敗できる」とベテランは気にするそぶりは見せない。ほぼ予定通りの54球を投げ「投げるタイミング、リリースの感じなどは前回より良かった」と収穫も口にした。

 試合後メル・ストットルマイヤー投手コーチは「次も中4日でいく」と次回登板は21日(同22日)のドジャース戦だと明言した。日本ではオープン戦、公式戦を通じて一度もなかった前田との投げ合いが実現する。同じ代理人事務所と契約し、合同自主トレも行うなど仲の良い2人。「投げ合うより見ているだけの方がいいけど、楽しみですね」とメジャーの先輩として胸を貸すつもりだ。 (石井孝尚通信員)

 ▼マリナーズ・青木(古巣相手に出場5試合連続安打となる中前打を放ち、3打数1安打)パワー投手(サマージャ)にも振り負けずにしっかりと捉えられたし、良かった。

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2016年3月18日のニュース