朝食はたこ焼き!常総2年生4番・宮里 聖地で4発「上がってきた」

[ 2016年3月18日 05:30 ]

シート打撃で快音を響かせる常総学院・宮里

 第88回選抜高校野球大会(20日から12日間)の甲子園練習最終日が17日に行われ、13校が調整した。常総学院(茨城)の主砲・宮里豊汰内野手(2年)はフリー打撃で4本の柵越えを披露。19日には午前10時から開会式リハーサルが行われる。

 宮里が乾いた打球音を響かせ、バックスクリーンの左右へ豪快に叩き込んだ。左翼ポール際、左中間席にも放り込み、15スイングで計4発。2年生4番は「調子が上がってきました。気持ち良かったです」と笑顔で汗を拭った。

 昨秋の関東大会初戦で横浜の151キロ右腕・藤平から逆転の決勝2ランを放った右の大砲。左右の違いはあるが、巨人・阿部を意識した左足を高く上げるフォームから力強いスイングを繰り出す。冬場で体重は2キロ増の82キロになり「パワーが付いた」と手応えを語る。

 この日の朝はたこ焼きを食べるなど、初の甲子園を満喫中。初めて聖地の土を踏んでも「普通です。そんなに感激はないです」と涼しい顔だ。高校通算5本塁打ながら、本番での一発に期待が高まる。20日の鹿児島実との初戦に向けて「打つイメージが湧いてきた。本塁打を打ちたい」と力を込めた。(青木 貴紀)

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2016年3月18日のニュース