元本塁打王マグワイア氏 パドレスからベンチコーチ就任の要請

[ 2015年11月22日 09:24 ]

マーク・マグワイア氏 (AP)

 メジャー史上10位の通算583本塁打を記録したマーク・マグワイア氏(52)が、パドレスからベンチコーチ就任の要請を受けていることが21日に分かった。NBCスポーツなど米国の複数メディアが報じている。

 マグワイア氏は今季まで3年間、ドジャースの打撃コーチを務めていたが、契約満了で退団。ダイヤモンドバックスの新打撃コーチ候補に名前が挙がっていたが、契約には至らなかった。パドレス入りとなれば、アンディ・グリーン新監督や同じく新任のアラン・ジンター打撃コーチを補佐することになる。また、メディアは本拠地のサンディエゴは、自宅のあるカリフォルニア州アーバインから近いため、同氏にとってこの仕事は魅力的なのではないかと伝えている。

 現役時代に強打者として鳴らしたマグワイア氏は、1984年にアスレチックスからドラフト1巡目(全体10位)で指名を受け、86年にメジャーデビュー。翌年の87年に49本塁打を記録して本塁打王と新人王を獲得。その後も本塁打を量産し続け、カージナルスに移籍した98年には70本塁打を放ち、ロジャー・マリスの持つシーズン最多記録の61本塁打を37年ぶりに更新した。2001年を最後に現役引退し、10年よりカージナルスで打撃コーチ。13年からはドジャースでその手腕を発揮していた。

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