和田監督、打順変更はまり逆王手「最後まで諦めないで勝負したい」

[ 2015年10月11日 18:28 ]

<巨・神>ナインを迎える和田監督

セ・リーグCSファーストS第2戦  阪神4―2巨人

(10月11日 東京ドーム)
 10日の第1戦を落とした阪神・和田監督は鳥谷を3番から1番、福留を5番から3番、マートンを6番から3番にした打順の組み替えが見事にはまった。

 初回、2死二塁のチャンスで4番ゴメスが左中間越えに先制2ラン。続く5番マートンも左翼席へ運ぶソロで加点。巨人先発の菅野から3点を先制して試合の主導権を握った。「初回の攻防で2発は大きかった。出塁率の高い鳥谷を1番に置いたが、しっかりと四球で出てくれて、その後につながった」と結果で応えた選手たちをねぎらった。

 対戦成績を1勝1敗とタイにしてファイナルステージ進出へ“逆王手”。既に今季限りでの退任は発表済み。敗退が決まった時点でラスト采配試合となってしまうが、12日の大一番へ向けて「ウチの先行逃げ切りのパターンに持っていきたいが、持っていけなくても、とにかく最後まで諦めないで勝負したい」と意気込みを語っていた。

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