メッツ・デグロム PS球団タイ13K!カーショーに投げ勝った

[ 2015年10月11日 05:30 ]

<ドジャース・メッツ>先発し7回を5安打無失点、13奪三振と好投したデグロム(AP)

ナ・リーグ地区シリーズ第1戦 メッツ3―1ドジャース

(10月9日 ロサンゼルス)
 ナ・リーグの地区シリーズが9日(日本時間10日)に開幕し、両リーグで地区シリーズ4試合が行われた。メッツは昨季新人王のジェイコブ・デグロム投手(27)が、ドジャースのクレイトン・カーショー投手(27)との投手戦を球団のポストシーズンタイ記録の13奪三振、7回無失点の力投で制し、チームを3―1の勝利に導いた。

 両軍先発が11奪三振以上を記録したのはポストシーズン史上初。投げ合いを制したのはメッツのデグロムだった。

 ポストシーズン初登板、敵地に5万4428人の大観衆が詰めかけた一戦でも「試合前は緊張していたけど、1球目を投げたら緊張はなくなった」と強心臓ぶりを見せつけ、2回までの6アウトを全て三振で奪う立ち上がり。4回まで毎回走者を背負ってもホームだけは踏ませなかった。

 73年のレッズとのリーグ優勝決定戦でトム・シーバーが記録したのに並ぶ、ポストシーズン球団記録の13奪三振。7回5安打無失点の投球で昨季リーグMVP左腕カーショーに投げ勝った2年目右腕は「チェンジアップが良かったし、速球も思い通りに投げられた」と胸を張った。

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2015年10月11日のニュース