マー君 来季はエースになれ!指揮官が総括「トップ級の選手」

[ 2015年10月11日 05:30 ]

ヤンキースの田中 (AP)

 ヤンキースのジョー・ジラルディ監督(50)が9日(日本時間10日)、本拠地ヤンキースタジアムで今季総括の記者会見を行い、田中将大投手(26)に来季エース格としての働きを期待した。

 チームは6日のワイルドカードゲームで敗退。田中が敗戦投手になって今季終戦を迎えた。それでも、一発勝負を託した指揮官は、レギュラーシーズンで12勝7敗、防御率3・51だった右腕を「トップ級の選手」と評価した。

 昨季痛めた右肘についても「シーズン中は懸案にならないことを示した」と明るい見通しを持つ。今季は慎重を期して、通常より1日多い中5日で先発させることが多かった。来季については「今後話し合わないといけないが、残した数字を見れば、通常の休みでも、1日余分に休みを与えても大きな違いはなかった」との見方を示した。

 来季開幕投手を任されれば2年連続となる。ジラルディ監督は「セベリーノにもトップになるチャンスがある」と8月デビューから5勝を挙げた21歳新人の名前も挙げつつ、3年目の田中に大きな期待を寄せていた。 (ニューヨーク・春川 英樹)

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2015年10月11日のニュース