高山、1位競合確実 オリ「トリプル3狙える」巨人「守りも足も」

[ 2015年10月11日 05:30 ]

<明大・東大>7回無死、明大・高山は通算128安打となる左中間三塁打を放つ

東京六大学野球第5週第1日 明大2―1東大

(10月10日 神宮)
 リーグ新記録を達成した明大・高山は、22日のドラフト会議では1位指名を受けることが確実だ。

 視察したオリックス・早川大輔スカウトは「バットの出方がいいし、きれいな打球が多い。体が丈夫なのが一番の魅力で、トリプル3を狙える選手。タイプは(西武の)秋山みたい」と絶賛した。

 密着マークを続けるヤクルト、外野が補強ポイントとなっている阪神などが1位候補に挙げる。今年は慶大・谷田、青学大・吉田ら大学生の外野手に逸材がそろうが、巨人・山下哲治スカウト部長が「高山は打つだけではなく、守りも足もある」と高評価するように、三拍子そろったプレースタイルで頭一つ抜ける存在となっている。

 今季は毎試合安打をマーク。即戦力として評価する球団が多いだけに、ドラフト1位で競合する可能性は高い。

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