阪神が逆王手!ゴメス&マートン2者連続弾で誕生日の菅野攻略

[ 2015年10月11日 17:48 ]

<巨・神>初回2死、マートンは2者連続となる左越えソロを放ちゴメス(左端)らナインに迎えられる

セ・リーグCSファーストS第2戦  阪神4―2巨人

(10月11日 東京ドーム)
 セ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ(3試合制)第2戦が11日、東京ドームで行われ、10日の第1戦を落としたレギュラーシーズン3位の阪神が4―2で同2位の巨人に勝利。対戦成績を1勝1敗のタイにし、ファイナルステージ進出へ逆王手をかけた。

 阪神はレギュラーシーズン9勝12敗のメッセンジャー、巨人は10勝11敗の菅野が先発。第1戦をサヨナラ押し出しで落として崖っ縁の阪神は、鳥谷を3番から1番、福留を5番から3番、マートンを6番から3番にした打順の組み替えが見事にはまった。

 初回、2死二塁のチャンスで4番ゴメスが左中間越えに先制2ラン。続く5番マートンも左翼席へ運ぶソロで加点し、巨人先発の菅野から3点を先制した。4回には1死から江越、藤井の連打で1死一、二塁に。続くメッセンジャーのバントを菅野が三塁へ悪送球。二走の江越が生還し追加点を奪った。

 メッセンジャーは初回に1点を失ったが2回に菅野の送りバントを好処理して併殺にするなど、試合の流れを渡さなかった。7回、代打アンダーソンにソロを浴びるも後続は打ち取り7回2失点と先発の役目を果たした。前日の試合で崩れた救援陣も粘りの投球を見せた。高宮、安藤、福原が無失点に抑えて対戦成績を1勝1敗のタイにした。

 この日が26歳誕生日の巨人・菅野は初回に2被弾。4回には自身の悪送球で追加点を許し4回4失点KO。散々な誕生日となった。

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