山本昌 今季初登板で好投!8月に50歳、世界最年長勝利へ前進

[ 2015年6月19日 05:30 ]

<ウエスタンリーグ 神・中>2回を3安打1失点に抑えた山本昌

ウエスタン・リーグ 中日4―5阪神

(6月18日 鳴尾浜)
 右膝蓋(しつがい)じん帯炎のために2軍調整が続いていた中日・山本昌が、ウエスタン・リーグの阪神戦(鳴尾浜)で先発し、2回を投げて3安打1失点だった。今季初登板で失点は2回無死からのソロ本塁打による1点のみ。49歳左腕は「思ったより投げることができた。体は問題なかった」と手応えを口にした。

 山本昌は今月に入りシート打撃に登板するなど調整のピッチを上げていた。今後は2軍で5イニング前後を2、3度投げて1軍へ昇格する青写真を描いている。昨季は9月に49歳で勝利投手になり、プロ野球の最年長記録を更新。8月11日に50歳の誕生日を迎える今季も白星を挙げればジェイミー・モイヤー(当時ロッキーズ)が持つ49歳180日のメジャー最年長勝利記録も上回る。復活へ第一歩を踏みだし「手の振りや体の動きが出るように仕上げて、もっと躍動感を出したい」と語った。

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2015年6月19日のニュース