オリ反攻へ平野佳 守護神に復帰!佐藤達が腰痛抹消で決断

[ 2015年6月19日 05:30 ]

平野佳は遠投で軽めの調整

 窮地脱出は昨季セーブ王に託された。オリックスはリーグ戦再開となる、19日の西武戦(ほっともっと神戸)から平野佳寿投手(31)をクローザーで起用する方針を固めた。福良監督代行が18日に「その予定」と明言した。

 昨季パ・リーグ新記録の40セーブを挙げてセーブ王に輝いた平野佳は今季は精彩を欠き、3日の巨人戦(東京ドーム)を最後に中継ぎへ配置転換された。以降の4試合では計4回無失点。福良監督代行も「一時期に比べれば状態は上がっている」とし、守護神復帰へのメドが立った。

 平野佳に代わって抑え役を務めてきた佐藤達が前日17日に腰痛で出場選手登録を抹消。交流戦4連勝締めで上昇へ転じた中で起きたアクシデントだった。福良監督代行は「大事な3連戦」と再発進を期し、高山投手コーチも「抑えは相手の打順どうこうで代わるもんじゃない」と平野佳の完全復活に期待を寄せた。

 本人も「(配置転換を)言われればやるだけ」と意気込んだ。チームの上位浮上、そして自らの信頼を取り戻すため、再び最終回のマウンドを守り抜く決意だ。

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2015年6月19日のニュース