森 再び右翼フル回転 「成長のため」今季初の捕手起用も

[ 2015年6月19日 05:30 ]

アップで元気に声を出す西武の森

 西武・森がDH、右翼、捕手とフル回転する。19日のオリックス戦は「6番・DH」で出場予定だが、交流戦でDH制のないセ・リーグの本拠地で右翼を守らせた田辺監督は夏場を見据えて「勝つためのオーダーとして外せなくなる。様子を見ながら」と再び右翼を守らせることを示唆した。一塁・メヒア、三塁・中村の蓄積疲労を考慮。両主砲をDHで使った際の右翼起用で、森は「自分の与えられたポジションをしっかりやりたい」と表情を引き締めた。

 さらに今季一度もない捕手での出場について、首脳陣は大差で負けている試合限定で「成長のために(試合中に)右翼から捕手に回す考えもある」と本職での起用も視野に入れる。ルール上、DHから捕手に回れば、投手を打順に入れなくてはならないため、森の捕手起用は右翼で先発出場した試合になりそうだ。

 チームでは中村に次ぐ12本塁打を放ち、打率は・291。今後も両ポジションの守備練習を継続していく19歳は「シーズン終了時に、3割いけるようにしたい」と目標を掲げた。

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2015年6月19日のニュース