ナショナルズ主砲、送球の際に左脚負傷「ものすごい痛み感じた」

[ 2015年6月19日 15:10 ]

ナショナルズのハーパー(中央)はグラウンドにしゃがみ込み、左足をおさえる (AP)

インターリーグ ナショナルズ3―5レイズ

(6月18日 ワシントン)
 ナショナルズのブライス・ハーパー外野手(22)が18日のレイズ戦で左足ハムストリング(太腿裏側)を痛めて途中交代した。

 ハーパーは6回の守備で本塁へ送球した際、バランスを崩してそのままグラウンドに倒れ込んだ。左脚をおさえたまま立ち上がらないハーパーにトレーナーとウィリアムズ監督が駆け寄って状態を確認したが、結局、プレー続行は不可能。自力で歩くことはできたが、軽く足を引きずりながらライトの守備位置から一塁ベンチへと戻った。

 試合後、ナショナルズはハーパーの症状はハムストリングの軽い張りと発表。故障者リストには入れず、今後はその日の状態を見て出場を決めるという。19日に検査を行なう予定のハーパーは「左足ハムストリングの下部に全体重が乗ってしまい、ものすごい痛みを感じた。同時に恐怖すら覚えたね。あすにならないと何とも言えないが、痛みがきょうの半分くらいに引いてくれたらいいな」とコメントを残した。

 18日現在、ハーパーは打率3割4分4厘、22本塁打、53打点と打撃主要3部門でチームトップの成績をマーク。ただ、過去2年はケガに泣かされており、13年には左膝の、昨季も親指の故障で長期欠場を余儀なくされている。

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