オリックス・中島、元同僚からの決勝打に「ええところで打てた」

[ 2015年6月19日 22:27 ]

<オ・西>決勝の適時打を放った中島はファンとタッチを交わす

パ・リーグ オリックス5―2西武

(6月19日 ほっと神戸)
 オリックスが終盤に4得点を挙げ、逆転で今季初の5連勝を飾った。

 1―2と1点を追うオリックスは7回、1死一、二塁の好機に安達が左前適時打を放ち同点。なおも満塁として中島の2点適時二塁打が飛び出して勝ち越した。投げては先発のディクソンが8回4安打2失点を好投を披露。日本ハムの大谷に並ぶハーラートップタイの8勝目を手にした。

 5回にも適時内野安打を記録し、この試合で2打点と活躍を見せた安達は「何とか食らいついた」と7回の同点打を振り返り、元チームメートの岸から決勝打を放った中島は「ええところで打てました」と頬を緩ませた。

 ディクソンは「序盤は良い投球ができなかったが、終盤に得点してもらい白星をもたらしてくれた」と野手陣に感謝。「リードにも助けられた」とバッテリーを組んだ山崎勝への配慮も忘れなかった。

 下位打線から好機をつくっての逆転勝利に福良監督代行は「みんなが自分の仕事をキッチリやった」と満足げな表情。「今季一番悪かった」というディクソンについては「悪いなりに頑張ってくれていたので、何とかなるとは思っていた」と粘りの126球についてコメントした。

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