初回からいきなり両軍もみ合い!パドレスのケンプが死球に激怒

[ 2015年6月12日 16:21 ]

球審は口論するブレーブスのタラン(左)とパドレスのケンプ(右)の間に入る (AP)

ナ・リーグ パドレス6―4ブレーブス

(6月11日 アトランタ)
 11日に行なわれたブレーブスとパドレスの一戦において、試合開始早々に両軍ベンチ総出となる事態が起こった。

 初回のパドレスの攻撃、2死走者なくマット・ケンプ外野手(30)が打席に立つと、ブレーブス先発のフリオ・タラン投手(23)はこの日の11球目を投球。145キロのストレートがケンプの左肩を直撃し、同選手は打席内でバットをグラウンドに叩きつけた。

 こみ上げてくる怒りを何とか抑えながら一塁方向へ歩き始めたケンプ。しかし、そこにタランが歩み寄って言葉の交換が始まると、お互いの感情が爆発。球審が間に入って両者を分けたが、瞬く間に両軍ベンチから選手が飛び出した。

 しばらく両軍選手のもみ合いが続き、グラウンドは騒然となったが、退場者を出すことなく事態は収拾。“加害者”のブレーブス、ゴンザレス監督は「だれもぶつけれることなんて好きな訳ないさ。このカードでは数日前に死球があったけれど、それでみんな気が立っていただけ。故意ではないよ」と試合後にコメントを残した。

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