ロッテ・清田、バスターから決勝弾「たまたま上がってしまった」

[ 2015年6月12日 22:28 ]

<ロ・巨>ヒーローインタビューを終えスタンドのファンに両手を振る清田

交流戦 ロッテ5―4巨人

(6月12日 QVC)
 ロッテは終盤に清田の一発が出て試合をものにした。

 3―3の同点で迎えた7回、巨人の先発・マイコラスから先頭の中村が内野安打で出塁すると打席には清田。バントの構えを見せながら、マイコラスの手からボールが離れる瞬間にバットを立てて強振。打球は左中間スタンドに消える8号2ランとなった。

 「三塁が前に来ていたので、強い打球を打ってやろうと思っていたら、たまたま上がってしまった」。清田はそう打席を振り返り、「バスターだったが、打った瞬間入ると思った」と表情を緩ませた。

 10日の中日戦で連続試合安打が23でストップ。しかし、翌日の第1打席で安打を記録し、この試合でも勝負どころで決勝の本塁打。まだまだ清田のバットが止まる気配はない。伊東監督も「三塁がチャージしてきたら打てという指示を出していた。清田にバントはもったいないかなと思ったが、ホームランになってくれてよかった」とその活躍に目を細めていた。

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