2000安打の和田 大学→社会人経由は古田、宮本に次いで3人目

[ 2015年6月12日 05:30 ]

<ロ・中>2回2死一塁、和田(左)が2000本安打を放ち、青松からボールをもらう

交流戦 中日6-0ロッテ

(6月11日 QVC)
 中日・和田が11日のロッテ戦で2回に植松から左翼線安打を放ち通算2000安打を達成した。プロ野球45人目。初安打は西武時代の97年5月7日ダイエー戦で倉野から。

 1903試合での到達は歴代18位のスピードで、右打者に限ればラミレス(D)の1695試合を筆頭に6位の速さ。42歳11カ月は13年谷繁(中)の42歳4カ月を抜く最年長到達になった。なお、大学、社会人を経た選手では古田、宮本(ともにヤ)に次ぎ3人目。

 和田は捕手で73試合出場。捕手経験者の2000安打は8人目で、捕手から外野に転向しての達成は江藤(ロ)以来。

 在籍別の安打数は西武1032、中日969で、大杉(ヤ)、落合(日)が記録した両リーグ1000安打が近い。また、40歳の誕生日以降に320安打を記録。40歳以上での通算最多安打は金本(神)の544本となっており目標にしたい。和田は4打席連続安打で2000安打に到達。4打数連続安打(2犠飛をはさむ)で達した03年立浪(中)の例はあるが、4打席連続安打で達成は和田が初めて。

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