ヤク山中「投げ合えること喜びに」サブマリン“先輩”牧田に勝った

[ 2015年6月12日 21:10 ]

<西・ヤ>プロ初勝利の山中はウイニングボールを手に笑顔を見せる

交流戦 ヤクルト9―3西武

(6月12日 西武プリンス)
 ヤクルトは3年目の山中がうれしいプロ初勝利。ウイニングボールを手に、第一声では「疲れました」ともらしたが、それでも表情は充実感でいっぱいだった。2013年のプロ初登板の時と同じ球場で、あらためて第一歩を刻み「いい投球ができてよかった」と喜びをかみしめた。

 対戦相手の先発は自身と同じ下手投げの牧田。「特別意識はしなかった」としながらも、それでも「目標としていた投手。投げ合えることを喜びに感じでマウンドに上がった」という。

 その牧田を打線が攻略し、3回までに10安打7得点。「打ってくれて助かりました」と、大量援護を味方に後は自身の武器であるテンポ良い投球を続けるだけだった。

 「まだ実感がない」という記念の初白星。「今まで迷惑ばかりかけてきたので、これからは勝利に貢献できるようにしたい」。6月に入り投打で上向いてきたチームにまた新たな力が加わった。

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