専大・中川、勝利球つかんだ!天国の父へ「いい報告できます」

[ 2015年5月21日 05:30 ]

<拓大・専大>優勝を決め歓喜する専大ナイン
Photo By スポニチ

春季東都大学野球第7週第2日 専大1―0拓大

(5月20日 神宮)
 ウイニングボールは専大4年生の中川がつかんだ。1―0の9回2死から遊撃の守備に就き、いきなりゴロをはじく失策も、直後に盗塁死でゲームセット。二塁でタッチアウトにし「みんなの支えがあってグラウンドに立てた」と声を詰まらせた。

 1年前にくも膜下出血で倒れた父・浩一さんが、14日に54歳の若さで他界。前日の葬儀後に神宮に駆けつけ「監督が試合後のミーティングで“あしたは中川の親父のために勝つぞ”と言ってくれて…。父親にいい報告ができた」と天国の父に勝利をささげた。

 ▼専大・浜田(初回2死三塁から先制二塁打)初球にストライクが来たらどんな球でも打つ気持ちだった。

続きを表示

2015年5月21日のニュース