今季最長試合で中島卓が躍動!5安打3打点2盗塁「疲れましたね」

[ 2015年5月21日 22:41 ]

<楽・日>12回、2死満塁から中島卓は勝ち越しの二塁内野安打

パ・リーグ 日本ハム9―5楽天

(5月21日 コボスタ宮城)
 日本ハムが延長12回、今季最長となる5時間37分の熱戦を制した。

 11回に中島卓のスクイズで5―4とリードした日本ハムだったが、その裏に6番手のガラテが踏ん張り切れず、同点に追いつかれてしまう。それでも12回に2死満塁と好機を迎えると再び中島卓の2点適時内野安打で勝ち越し。その後、中田にも2点適時打が飛び出して勝負を決めた。

 「疲れましたね」と長時間の試合に苦笑いの中島卓はこの試合でプロ初となる5安打を記録。「チャンスがあれば“行く”というかんじなので、もっと走りたい」とバットだけでなく、走っても2盗塁でその数字をリーグトップの12にまで伸ばした。

 小技と足が持ち味の中島卓は「三塁走者が足の速い西川だったので前に転がせばセーフになると思っていた」と11回のスクイズを振り返り、決勝打となった12回の内野安打については「フルカウントだったので四球でもよいという思いだった。打球がよいところに飛んでくれた」と自身の長所をしっかりと試合でアピールできたことに満足げだった。

 チームは22日から本拠地・札幌ドームに戻り、ソフトバンクとの3連戦。首位奪還のキーマンとなるのはこの試合同様に背番号9となりそうだ。

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