今季初先発の和田 9Kも勝利投手の権利目前で降板

[ 2015年5月21日 14:21 ]

パドレス戦で今季初先発したカブス・和田(AP)

ナ・リーグ カブス3―2パドレス

(5月20日 サンディエゴ)
 米大リーグ、カブスの和田毅投手(34)は20日(日本時間21日)、サンディエゴで行われたパドレス戦に今季初先発。4回2/3を4安打2失点9奪三振、69球で降板した。カブスは3―2で勝った。

 初回に1点の先制点をもらった和田はいきなり3者連続三振の立ち上がり。2回も先頭の4番J・アップトンを空振り三振に仕留め、続くソラーテには中前打を許したものの、ジャーコを三ゴロ併殺に打ち取って無失点で切り抜けた。

 3回には再び3者連続三振。ところが4回2死一塁からJ・アップトンに中越え2ランを被弾、逆転を許してしまった。自らの好走塁もあってチームが再逆転、1点リードで迎えた5回2死一、二塁のピンチを招いてマウンドを降りた。

 3月13日のオープン戦で左太腿の張りを訴え、DL入りしていた和田。今季初のマウンドで初勝利を手にすることはできなかったが、持ち味は十分に発揮した。

続きを表示

この記事のフォト

2015年5月21日のニュース