松坂「ひと安心」の32球 2軍で64日ぶり実戦、三振も奪った

[ 2015年5月21日 05:30 ]

2軍戦に登板した松坂

ウエスタン・リーグ ソフトバンク1―2オリックス

(5月20日 高知市営)
 右肩の筋疲労で離脱していたソフトバンク・松坂大輔投手(34)が20日、ウエスタン・リーグのオリックス戦で6回から2番手で登板し、2回を2安打2奪三振で1失点。3月17日のロッテとのオープン戦(ヤフオクドーム)以来64日ぶりに実戦マウンドへ帰ってきた。

 「長かったですね。まあ、とりあえず普通に投げられた。そこはひと安心。全体的にボールは高かったので、そこはゲームで投げて修正したい」。

 6回、先頭・堤にいきなり138キロ直球を中越え三塁打された。続く岩崎には外角に浮いたスライダーを左犠飛され、5球で失点。だが、坂口の初球にはこの日最速の142キロを出すなど、少しずつエンジンがかかると最後はスライダーで見逃し三振。直球、スライダー、カーブ、カットボール、シュートと、チェンジアップ以外の球種も一通り、試した。

 前日は930人だった高知市営球場の観客は、倍近い1786人。「問題がなければ次は日曜日」と次は中3日で24日の同広島戦(中津)の予定で、6月中の1軍復帰へまずは順調な32球だった。

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