Wシリーズ前に場外戦 ヒット曲巡り地元ラジオ局がバトル

[ 2014年10月21日 05:30 ]

 ワールドシリーズの開幕を2日後に控えた19日(日本時間20日)、ロイヤルズとジャイアンツの地元で思わぬ「場外戦」が勃発した。発端は、今年1月にグラミー賞の最優秀楽曲賞を受賞した大ヒット曲、その名もずばり「ロイヤルズ」だ。

 この曲はロ軍が前回世界一となった1985年に主力だったジョージ・ブレット(現球団副社長)の現役時の写真を見た女性アーティスト・ロード(17)がイメージを膨らませて作り上げた。ジ軍の地元サンフランシスコのラジオ局KFOGとKOITの2局は「ファンからメールなどで要望を受け、シリーズ期間中は流さない」と表明。これに対抗し、ロ軍の地元カンザスシティーのラジオ局「ザ・ポイント」は「(第1戦が行われる)火曜日の朝7時から夜7時まで毎時間、1回ずつ流す」と発表した。

 ロ軍はこの日、全体練習を行わなかった。青木も自宅周辺での軽めの調整にとどめたが、両軍の周辺は早くもヒートアップしてきた。

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2014年10月21日のニュース