阪神、FA宮西獲りへ ハムは複数年契約で慰留も「気持ちは半々」

[ 2014年10月21日 05:31 ]

CSでも好投した日本ハム・宮西

パ・リーグCSファイナルS第6戦  日本ハム1―4ソフトバンク

(10月20日 ヤフオクD)
 今年8月に国内フリーエージェント(FA)権の資格取得条件を満たした日本ハム・宮西尚生投手(29)は試合後「まだ何も考えていない」と行使を明言しなかった。

 日本ハムは近日中に複数年契約を用意して残留を要請するが、入団から7年連続で50試合以上に登板する左腕には、多くの球団が興味を示している。中でも手薄な左腕の救援陣の補強が急務の阪神は、宮西がFA宣言した場合は獲得に動く方針を固めている。

 同投手が市尼崎―関学大と進んだ阪神の地元・兵庫県出身ということもある。宮西は「チームに残るのがベストだが、気持ちは半々。(他球団に)素直に評価してもらえるのも、光栄なこと」とも語った。

 また、同じくFA権を取得した小谷野や大引も態度を保留。日本ハムの球団幹部は「みんなぜひ残ってほしいと伝える」と話した。

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2014年10月21日のニュース