今年のドラフト候補変わりダネは?親子鷹に外国籍、ハーフ選手も

[ 2014年10月21日 09:30 ]

桜美林大の桑田真樹

 いよいよ目前に迫った2014年ドラフト会議。今年は有原航平(早稲田大)を中心に、高校生は安楽智大(済美高)、高橋光成(前橋育英高)らの好投手たちが評判を集めている。

 実力はドラフト1位クラスではなくとも、実力以外で注目を集める、いわゆる“異色選手”も、今年のドラフト予想を賑わしている。今回はそんな選手たちを紹介しよう。

◎親子鷹なるか? 父をプロ野球選手に持つドラフト候補たち

 プロ志望届を提出したなかで、今年もプロ野球選手を父親に持つ、いわゆる“親子鷹”とよばれる可能性のあるドラフト候補たちがいる。

 かつて甲子園を沸かせ、プロ入り後は巨人や大リーグのパイレーツでも活躍した、桑田真澄の長男・桑田真樹(桜美林大)は、10月7日にプロ志望届を提出。首都圏近郊の16大学で構成される首都大学リーグでプレーする桑田真樹は、桜美林高でも野球部で活躍。大学入学後は、なかなかレギュラーを掴めずにいたが、4年生になって試合に出場する機会も増え、主に7番DHで活躍中だ。また巨人といえば、今春まで桜美林大野球部でコーチを務めていた、川相昌弘ヘッドコーチの長男・川相拓也をドラフト指名するとの噂もある。

 愛知大学野球連盟に所属する名城大の野球部主将・近藤弘基は、1987年、デビュー戦で、巨人を相手に初登板ノーヒットノーランを達成した近藤真市を父に持つ。父と同じ享栄高では外野手として活躍し、大学時代はベストナインも獲得した。中日が指名するという噂もある。

 その他、ヤクルト、巨人などで大活躍したアレックス・ラミレスの甥にあたり、ベネズエラから日体荏原高の留学生として野球部に所属していたヨンデル・ラミレスも、プロ志望届を提出済み。正式な名前はラミレス・コリーナ・ヨンデル・アレキサンダーといい、外国人独特の投球フォームから繰り出される、最速139キロのストレートが武器だ。

◎国際色豊か? 実力も兼ね揃えたハーフ選手たち

 ヨンデル・ラミレスのほか、日本人離れしたパワーが魅力のドラフト候補たちもいる。ルシアノ・フェルナンド(白鴎大)は、関甲新学生リーグ記録18本にあと1本に迫る、通算17本塁打を放っている未来の長距離砲候補。5歳の時から日本に住んでおり、話しぶりは日本人と変わらないが、「ブラジル人としての誇りがあるし、家族を楽にさせたい」と話す、浪花節的な性格を持つ変わりダネ選手だ。バレンティン(ヤクルト)のような、ホームラン打者が目標だという。

 173キロ93キロの体格を誇る戸根千明(日本大)は、最速147キロをマークする、デカくてタフな「ガッチリ系」左腕。普段の食事やわざわざ米国から取り寄せたプロテイン、地道なトレーニングで入学時から20キロの体重アップに成功。日本人離れした体躯がウリだ。性格もヤンチャで、負けん気の強い性格もプロ向き。中日や楽天が狙っているという噂がある。

 佐野泰雄(平成国際大)はタイのバンコクで生まれ、2歳から日本に住み始めた。和光高時代からドラフト候補に挙がり、大学ではさらにレベルアップ。ストレートは最速149キロを計測するほか、スリークオーターから放たれる落差あるカーブ、スライダー、スクリューと変化球も多彩で、西武や左腕不足のオリックスが熱視線を送っているという。

 プロ志望届を提出した高校生のなかでは、東海大三高の右腕・高井ジュリアンがフィリピン人の母を持つ“イケメン”エース。今春のセンバツでは、甲子園で140キロを超えるストレートを披露。その将来性に注目が集まっている。(週刊野球太郎編集部)

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