マー君、打撃練習で手応え44球「試合レベルになってきた」

[ 2014年9月10日 08:23 ]

実戦を想定した打撃練習に登板し、変化球を投げるヤンキース・田中
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 右肘を痛めて故障者リスト(DL)入りしている米大リーグ、ヤンキースの田中将大投手(25)は9日、ニューヨークのヤンキースタジアムで実戦を想定した打撃練習に登板し、44球を投げた。ジラルディ監督はもう一度実戦的な投球練習を経てからメジャーに復帰させる意向を示した。

 3回を想定し、捕手とサイン交換しながらカウントも取った。右打者と左打者を相手に計9打席で鋭い当たりを1本も許さず、5三振を奪った。田中は「投げている感触が試合レベルのものになってきた」と明るい表情で話した。

 右腕の張りで投球練習を控えていたため、打者を相手に投げるのは8月28日以来。肩と肘周りの強化に努めてきた田中は「すべてのボールが精度も含めて数段上がった。力強さも出てきた。まとまっていた」と手応えをつかんだ様子だった。(共同)

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2014年9月10日のニュース