初球狙われ9安打4失点 黒田「チームの力になれないのは悔しい」

[ 2014年9月10日 14:26 ]

レイズ戦の4回、4点目を許しジーター(左)にグラブでたたかれるヤンキース・黒田

ア・リーグ ヤンキース3―4レイズ

(9月9日 ニューヨーク)
 ヤンキースの黒田は今季最短の3回1/3でKOされ、9敗目を喫した。持ち味の安定感は見られず、9安打を浴びて4失点。チームは競り負けて地区3位に後退した。

 初回は三者連続三振と好スタートを切ったが、2回、先頭の4番ロニーに初球の速球を右翼席に運ばれ、先制点を許した。3回には2者連続で初球の速球を狙われて1死一、二塁のピンチを招くと、3番ロンゴリアにも初球の速球を中前へ運ばれて追加点。続く4番ロニーにも適時打を許した。

 チームは1点を追う7回、イチローの三塁内野安打と二盗で1死二塁としたが、三盗を狙ってスタートを切った際にはドルーの鋭い当たりが右飛に。好スタートを切っていたことが災いしてイチローは戻れず同点機を逃し、そのまま痛い黒星を喫した。

 ▼黒田の話 この時期にきて、チームの力になれないというのはすごく悔しい。初回はいい形で滑りだしたが、相手のアプローチも2回以降どんどん積極的に早いカウントから(打って)きた。向こうにペースを持っていかれた。

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