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虎党 敗戦に怒り「ストレス発散に来たのに、余計たまったわ!」

[ 2014年9月10日 08:00 ]

<神・巨>勝利に沸く巨人ファン(奥)と対照的に失意にくれる阪神ファン

セ・リーグ 阪神2-8巨人

(9月9日 甲子園)
 「ヤマ場」の9連戦初戦で無残な敗戦を見せつけられた。阪神ファンの口をついて出たのは、不満やむなしさばかりだ。

 「情けない。今シーズンは確実に終わりましたね。終戦ですわ。ストレス発散に来たのに、余計たまったわ!」と怒りをぶちまけたのは佐藤広次さん(34=大阪市、会社員)。中川恵里さん(22=堺市、無職)は「メッセンジャーが簡単に打たれすぎです。立て直して、甲子園での残り5連戦、全部勝って!」。敗因の分析に加えて今後のノルマまで提示した。

 さらに高橋勇気さん(25=兵庫県加西市、会社員)は「もう優勝はないな。大事な時期にこんな試合をしているようなチームに優勝はない。巨人の方が上手や」。そして「ホンマはこんなこと言いたないんやけどな…」。うつむき加減で、ごった返す阪神甲子園駅へと歩を進めた。

 それでも戦いは続く。残り19試合、もちろん期待するのは奇跡の逆転優勝だ。その灯が消えるまで、全力で戦う義務が猛虎にはある。溝口香さん(21=神戸市、学生)がファンの総意を代弁する。「今年初めて見に来て、明日(10日)も見るんです。何とか勝ってほしい。和田監督のさい配も試合内容も何とも言えませんが、最後まで期待しています!」と言いながら拳を握りしめ、夜空に掲げてみせた。日本全国津々浦々の虎党の叱咤(しった)激励。ひん死の虎を甦らせてくれるのか―。

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