ゴメス バットでで“ココデショ”…侮辱行為で来日初退場

[ 2014年9月8日 05:30 ]

<中・神>6回2死二塁、見逃し三振に倒れたゴメスは打席にラインを引く

セ・リーグ 阪神0-2中日

(9月7日 ナゴヤD)
 虎の4番が、30歳の誕生日に来日初の退場処分を受けた。1点を追う6回2死二塁、2ストライクからの3球目。雄太が投じた内角への速球を阪神・ゴメスは自信を持って見逃した。

 しかし判定はストライクだった。問題は直後の行動だった。判定を不服とし、原球審をにらみつけながらボールが通った軌道をバットでなぞって示した。その行動が審判員への侮辱行為とみなされて原球審が退場を宣告。責任審判の佐藤二塁塁審は「暴言はなかったですが、明らか(な侮辱行為)でした」と説明した。主軸を欠いた虎にもう反撃の力は残っていなかった。後味の悪い敗戦に、助っ人は無言で球場を後にした。

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