2ランスクイズ決まった!YBC柏 初出場で金星、昨年王者撃破 

[ 2014年9月8日 05:30 ]

<YBC柏・和歌山箕島球友会>8回無死満塁、YBC柏・山口がスクイズを決め、二塁走者・鈴木(右)が生還し逆転

スポニチ後援第39回全日本クラブ野球選手権大会第3日 YBC柏7―5和歌山箕島球友会

(9月7日 西武ドーム)
 準々決勝4試合が行われた。初出場のYBC柏(南関東)が昨年覇者の和歌山箕島球友会(西近畿)を下し、4強進出を決めた。このほか茨城ゴールデンゴールズ、全足利クラブ(以上北関東)、松山フェニックス(中国・四国)が準決勝に進んだ。8日は準決勝2試合と決勝が行われる。

 YBC柏が前年覇者を小技で撃破した。1点を追う8回無死満塁で、山口徹が投前にバントを転がすと、二塁走者の俊足・鈴木も一気に生還する2ランスクイズとなり、2戦連続逆転勝ちを収めた。「バントは得意。転がせば鈴木さんが絶対走ってくれると思った」と喜んだ。普段はチームの協力会社で印刷機械製造のシンク・ラボラトリーに正社員として勤務。「会社のバックアップが本当に凄い。YBCで優勝したい」と恩返しの頂点を誓った。

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2014年9月8日のニュース