久保KO…奮起促す原監督「いまやらないで、いつやるの?」

[ 2014年9月8日 05:30 ]

<ヤ・巨>3回途中5失点でマウンドを降りる久保(左端)にベンチの原監督(右から3人目)は厳しい視線

セ・リーグ 巨人3-10ヤクルト

(9月7日 神宮)
 立ち上がりの劣勢をはね返せなかった。巨人は先発・久保の乱調が響き10失点。原監督も首をかしげた。

 「もう少し、期待を持って送っているつもりなんですけどね」

 久保は5年ぶりに先発した8月31日のDeNA戦(横浜)では足がつって5回2失点で降板。2度目の先発は初回から制球難に陥った。打者6人全ての初球がボールカウント。1死一、二塁ではバレンティンに1ボールからストライクを取りにいった2球目を左翼席まで運ばれた。2回以降も制球に苦しみ続け、2回1/3、5失点で早々と降板。先発陣のコマ不足により中継ぎから配置転換になった右腕は、調整の難しい状況にも「関係ないです」と言い訳はしなかった。

 最下位ヤクルトに1勝2敗と負け越し。マジック再点灯は持ち越しとなった。久保の次回先発について、川口投手総合コーチは「無理でしょう」。大竹も出場選手登録を抹消され、9日からの9連戦を前に先発ローテーションを再編することになった。それでも、指揮官は「いまやらないで、いつやるの?9連戦、しっかり戦います」と投手陣に奮起を促した。

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2014年9月8日のニュース