マー君 9日ぶりブルペン投球「状態は数段上がっている」

[ 2014年9月8日 05:30 ]

ロスチャイルド投手コーチ(中央)、堀江通訳(左)の見守る中、ブルペンで投球練習を行う田中

 右肘を痛めて故障者リスト(DL)入りしているヤンキースの田中が8月28日以来、9日ぶりに本格的な投球練習を再開した。

 ブルペンで変化球を交えて34球を投げ「状態は数段上がっていると思う。安定して腕を振ることができた」と振り返り、疲労による右腕の張りが回復し、筋力強化に取り組んだ効果を口にした。

 一方で、復帰に向けて慎重な姿勢は崩していない。今後のスケジュールは7日(日本時間8日)に状態を確認後に決定。チームは今季中に復帰できない場合、フロリダで開催される教育リーグなどで10月に登板させる実戦復帰案も視野に入れている。田中も「今年中にしっかりと試合のレベルまで上げて、オフに入るのが一番いい。メジャーで投げられれば一番いいが、無理はしないようにとは思っている」と話した。

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2014年9月8日のニュース