ダル　今季登板回避を発表「投げることが仕事なので悔しい」

試合前、記者会見をするダルビッシュ（ＡＰ）

　レンジャーズのジョン・ダニエルズＧＭ（３７）が６日（日本時間７日）、右肘の炎症で故障者リスト（ＤＬ）入りしているダルビッシュが今季の残り試合に登板しないと発表した。

　レ軍は両リーグ唯一の勝率３割台でア・リーグ西地区最下位に沈んでおり「（シーズンの）最終週に戻ることは可能。だが、球団にとって見返りがあるかと言うと、リスクのほうが大きい」と説明した。

　今季は２２試合に先発し１０勝７敗、防御率３・０６、１８２奪三振。メジャー３年目のシーズンを終えたダルビッシュは「１年間通して投げることが仕事なので悔しい」としつつ「そのまま投げていたら危なかったと思う。早い段階で自分で察知できたのでそういう意味では良かった」と話した。４日のチームドクターの診察では、じん帯周辺に炎症が見られたが、じん帯そのものに問題はなし。今後は精密検査で問題がなければキャッチボールを再開し、早ければシーズン中にもブルペンで投球練習を再開する予定だ。