「何が何でも勝ってやる」“師匠”と投げ合い内海完封

[ 2014年8月29日 21:03 ]

<D・巨>スタンドの声援に応える巨人・内海

セ・リーグ 巨人3―0DeNA

(8月29日 横浜)
 巨人・内海が126球で5安打10奪三振の完封勝ちを収めた。12年8月17日の広島戦以来のシャットアウトは「何が何でも勝ってやる」という気迫から生まれた。

 DeNAのマウンドには尚成。かつて巨人に在籍した左腕は内海が「師匠」とあおぐ大先輩だ。その師匠との対決に、背番号26はストレートでぐいぐい押していった。これが時混ぜるカーブ、スライダーを有効にした。グリエルには3安打を浴びたが、後はバルディリスと代打の後藤に1本ずつ。中日を3タテして波に乗るDeNA打線に本来の打撃をさせなかった。

 「本来の姿に近い」。原監督は今季最高の投球をした内海に“エース復活”の日がそう遠くないとの認識を示した。「9月は大車輪の活躍をしたい」と内海。今季まだ4勝。左腕が2桁勝利に近づけば近づくほど、巨人のリーグ優勝も近づいてくる。

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