3人衝突で「走塁妨害」 アスレチックス監督猛抗議

[ 2014年8月29日 18:30 ]

アスレチックスのオテロとモスはエンゼルスのアイバー(左)と衝突する (AP)

ア・リーグ アスレチックス3―4エンゼルス

(8月28日 ロサンゼルス)
 アスレチックスのボブ・メルビン監督(52)が「判定を覆すべき」と怒りをあらわにするプレーが28日にロサンゼルスで行われたエンゼルスとの一戦で起こった。

 3―3の同点で迎えた9回、エンゼルスのアイバーがグラウンドに強く叩きつけた打球は高々と上がり一塁線へ。これを処理しようと投手のオテロと一塁手のモスがボールの落下地点に駆け寄った。

 そしてオテロがモスとぶつかりながらグラブにボールを収めた次の瞬間、打者走者のアイバーが二人と衝突。球審はこのプレーをアスレチックスの走塁妨害と判定してアイバーは一塁へ。

 納得いかないアスレチックスのメルビン監督は球審に猛抗議。一塁手のモスも「アイバーは自分たちにぶつからないで、他に走るスペースがあった。ビデオを見れば明らかだよ」と不満げ。

 一方、アイバーは「オテロとモスが走路を塞いだ」と主張。エンゼルスのソーシア監督も「あれでは走塁しようがない」とアイバーに同調した。

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