甲子園沸かせたバッテリーが魅せた 菊池「森さまさまです」

[ 2014年8月29日 22:20 ]

<西・オ>ヒーローインタビューで笑顔を見せる菊池(左)と森

パ・リーグ 西武5―2オリックス

(8月29日 西武D)
 甲子園を沸かせた2人、菊池、森の西武バッテリーがオリックス打線を沈黙させた。

 7回まで投げ、オリックス打線を5安打に抑え、許した失点は5回の2点のみ。6月14日の阪神戦以来となる4勝目を挙げた菊池はお立ち台で開口一番「勝つっていいですね。改めて思いました」と笑顔で語った。

 この日は中学生のころに「いつかバッテリーを組めたらいいね」と話をしたこともあるルーキー森とのバッテリー。「強気にリードしてくれた」というストレート中心の森のリードに「森さまさまです」と菊池。

 一方、森は「ミットを弾き飛ばすくらいの勢いですさまじい球がきた。ストレート以外でも球はきていた」と菊池の投球に感嘆していた。

 打っては2回にあわやホームランかという右中間フェンス直撃の先制打。「芯ではなかったが、しっかりスイングしたのであそこまで飛んでくれた」とその打席を振り返った。

 田辺監督代行は「走者を出した後の制球がいまひとつだったが、よく抑えた」と菊池を評し、森に関しては「次に期待を持てるリード。あれだけバッティングで結果を出してくれると使わざるを得ない」と表情を緩めた。

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2014年8月29日のニュース