メジャー新46人斬りのペティット「23日から意識し始めた」

[ 2014年8月29日 16:42 ]

ジャイアンツのユスメリオ・ペティット投手 (AP)

ナ・リーグ ジャイアンツ4―1ロッキーズ

(8月28日 サンフランシスコ)
 ジャイアンツのユスメリオ・ペティット投手(29)が28日にサンフランシスコで行われたロッキーズとの一戦で46人の打者に対して連続で凡打に打ち取るというメジャーリーグ記録を打ち立てた。

 ペティットは7月22日に登板したフィリーズ戦から凡打の山を築き始め、その後6度のリリーフ登板を経て、この日、不調のリンスカムに替わり先発のマウンドに上がった。

 序盤から相変わらず走者を出さないペティットは3回の先頭打者であるウィリアムズから三振を奪い、09年に現ブルージェイズ、マーク・バーリーがホワイトソックス時代に記録した45人に並ぶと、続くカルバーソンも三振に斬って取り、金字塔を打ち立てた。

 しかし、直後に投手のライルスに二塁打を打たれて記録はストップ。「記録が近づくにつれて緊張感が高まったが、記録達成後のライルスへの投球はその緊張感が切れてしまった」とペティットは悔しがる。

 それでも「新記録を達成できてとてもうれしい。23日のナショナルズ戦から意識し始めた。努力の結果だね」と大記録達成によろこびをにじませていた。

 結局、ペティットは6回を投げ切り、4安打1失点。今季4勝目を挙げて自身の偉業に花を添えた。

続きを表示

2014年8月29日のニュース