マー君、実戦練習登板も不満の49球「こんな状態では…」

[ 2014年8月29日 00:37 ]

ジラルディ監督(左端)らが見守る中、日本のシート打撃に相当する練習に登板したヤンキース・田中

 右肘を痛めて故障者リスト(DL)入りしている米大リーグ、ヤンキースの田中将大投手(25)が28日、チームの遠征先デトロイトでのタイガース戦の前に実戦的な練習に登板した。

 日本のシート打撃に相当する練習で3回、49球を投げた。イニングの間には休憩を挟み、捕手とサイン交換しながらカウントも取った。制球がややばらついた田中将は「全てのボールに関して良かったと思えるものがなかった。収穫はそんなになかった。こんな状態では(メジャーで)投げられるとは思っていない」と不満げだった。

 7月9日にDL入り、右肘靱帯の部分断裂が判明した田中将は、ここまで順調な回復を見せている。今後はリハビリ登板などで球数を90球まで増やし、9月中のメジャー復帰を目指す。(共同)

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2014年8月29日のニュース