向上、30年ぶり決勝へ!前回はクリーンアップ全員プロ入りも決勝惜敗

[ 2014年7月29日 13:42 ]

第96回全国高校野球選手権神奈川大会準決勝 向上5―2横浜隼人

(7月29日 横浜)
 第96回全国高校野球選手権神奈川大会は29日、横浜スタジアムで準決勝を行い、今春の関東大会準優勝校で第1シードの向上が、ノーシードから勝ち上がってきた横浜隼人を5―2で下し、準優勝した1984年以来30年ぶり3度目の決勝戦進出を果たした。

 2回に1点を先制された向上はその裏、無死二塁から8番・高橋の左翼線二塁打で同点。さらに1死二、三塁としてから2番・鈴木陵の右越え三塁打で2点を加えて逆転に成功すると、続く3番・菅野の右中間への二塁打で1点を加え、3点リードを奪った。

 6回には2死走者なしから3番・菅野、4番・安達の連打で一、二塁。ここで代打・田村が右越えに二塁打を放って1点を加えるなど、15安打を放っての勝利だった。

 向上は、鶴見信彦(元阪神)、高橋智(元阪急・オリックス―ヤクルト)、大塚義樹(元南海・ダイエー―大洋・横浜)の強力クリーンアップを擁した84年以来30年ぶりの決勝進出。その時は、決勝戦で左腕・志村亮(その後、慶大進学)擁する桐蔭学園に延長戦の末、敗れている。

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2014年7月29日のニュース