筒香 シーズン得点圏打率4割なるか イチらと並ぶ最年少タイ23歳

[ 2014年7月29日 08:20 ]

DeNAの筒香

 DeNAの筒香嘉智内野手(22)が、打力を開花させている。現在リーグ日本人最多の17本塁打、そして勝負強さの目安となる得点圏打率は両リーグ断トツの・450。歴代の強打者の系譜に、その名を連ねようとしている。

 得点圏打率は二塁または三塁に走者を置いた状況での打率で、チャンスでの強さを示す。セの規定打席到達者27人中、筒香は2位・ルナ(中)の・370を8分引き離しトップを独走している。

 得点圏打率4割でシーズンを終えることになれば、10年田中(日)以来で、記録が残る70年以降では31人目(31度目)。セでは08年の内川(横浜)以来6年ぶりになる。シーズンの最高得点圏打率は、2度目の3冠王に輝いた85年落合(ロ)の・492。筒香は現時点で内川を上回り、4位に相当する高打率だ。

 シーズン得点圏打率の歴代10傑の顔ぶれを見ると、7人が30代とベテランが多い。相手投手とさまざまなケースを想定した駆け引きがあり、経験が重要になると考えられる。4割以上をマークした30人中、最年少は71年門田(南海=・416)、78年掛布(神=・421)、96年イチロー(オ=・413)の23歳シーズン。若くして勝負強さを身につけた過去の3人はその後リーグを代表する打者になっており、同じく今年23歳の筒香にも大きな可能性が膨らむ。

 筒香の得点圏での本塁打は6本。得点圏で打率4割かつ2桁本塁打をマークすれば、前記の85年落合(16本)以来29年ぶり7人目になる。チャンスで確実性も一発もある「最恐」の打者になれるか。

続きを表示

「名将かく語りき〜歴史を彩った勝負師たち〜」特集記事

「大谷翔平」特集記事

2014年7月29日のニュース