ダル 9安打浴びるも7回2失点好投、10勝にも「どうとかない」

[ 2014年7月29日 13:35 ]

<レンジャーズ・ヤンキース>7回、イチロー(左)を投ゴロに打ち取るレンジャーズのダルビッシュ

ア・リーグ レンジャーズ4―2ヤンキース

(7月28日 アーリントン)
 浴びた安打は9本、そのうち本塁打が2本、レンジャーズ・ダルビッシュが粘りの投球でメジャーデビューから3年連続で10勝目に到達した。

 同じヤンキースに投げた前回登板では5回途中1失点、降雨コールドで「これで負けなのか…」と“不完全燃焼”のマウンド。敵地から本拠地に替わったマウンドでは、安打で走者を許すものの要所を締めて大きな失点を防いだ。ただ、前回本塁打されたガードナーだけには2発を浴びてしまった。

 それでもイチローを3打数無安打に封じるなど7回2失点にまとめ逆転勝ちを呼び込んだ。「飛び抜けていい球はなかったけど、スライダーがいい変化をしたり、カーブが良かったり」と自らの108球を振り返った。

 95~97年の野茂以来の3年連続2桁勝利については「10勝がどうとかない」と節目の1勝も気にかけなかった。

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