二松学舎大付、11度目でついに!悲願の夏の甲子園初出場!

[ 2014年7月29日 15:34 ]

東東京大会決勝<二松学舎大付・帝京>勝ち越し打を放った竹原を胴上し大喜びの二松学舎大付ナイン

第96回全国高校野球選手権・東東京大会決勝 二松学舎大付5―4帝京

(7月29日 神宮)
 第96回全国高校野球選手権東東京大会は29日、神宮球場で決勝が行われ、11度目の決勝舞台となった二松学舎大付が延長戦の末に帝京を5―4で破り、ついに夏の甲子園大会初出場を決めた。

 悲願の初優勝をついにつかみ取った。過去10度にわたり決勝舞台に駒を進めながら、一度もほほ笑むことのなかった勝利の女神が、ついに二松学舎大付に振り向いた。

 驚異の粘りをみせた。3点ビハインドの7回、1死から岡田の中前打と四球で一、二塁とすると、1年生捕手の今村が左越えに同点3ラン。再びリードを許した8回には、末松の左前打から2死三塁とし、小峯の三塁強襲安打で追いついた。

 そして延長10回、北本の左前打で1死一塁としてから、竹原が左中間三塁打を放って勝ち越し。この試合初めてリードを奪うと、この1点を守り切った。 

 帝京は5回1死から安竹がチーム初安打となる中前打と敵失で二塁まで進むと、続く笠井の左中間適時打で1点を先制。6回には鈴木の右翼線二塁打と四球で1死一、二塁としてから中道の右翼線二塁打、浜田の右越え二塁打で2点を加えた。

 同点とされた直後の7回、小幡の左越え三塁打で1死三塁としてから鈴木の右前打で勝ち越したが、リードを守り切れず、3年ぶりの甲子園出場はならなかった。

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2014年7月29日のニュース