JX―ENEOS 3連覇夢散 投手陣崩れて完敗

[ 2014年7月29日 05:30 ]

<JX―ENEOS・西濃運輸>ベンチで厳しい表情の大久保監督(右)らJX―ENEOSナイン

都市対抗野球第11日・準決勝 JX―ENEOS1―6西濃運輸

(7月28日 東京ドーム)
 逆転できる展開に持ち込めなかった。投手陣が崩れて完敗。3試合連続の逆転劇で勝ち上がってきたJX―ENEOSだが、史上2チーム目となる3連覇の夢は準決勝でついえた。

 先発・大塚が初回に2失点。2回にも1点を失うと、3回には2番手・北原が3失点。大久保秀昭監督は「3回の3点が痛かった。4度目の奇跡は起こらなかったということ」と振り返った。

 昨年まで先発の一角を担った三上(現DeNA)が抜け、エース大城に次ぐ投手の台頭がなかったことが毎試合の苦戦を招いた。野手も大会前、左腕骨折の山崎錬ら主力に負傷者が出てベストオーダーを組めなかった。昨年まで2年連続で橋戸賞を受賞し、今大会も4連投とフル回転した大城は「自分どうこうではなく投手全体で6失点。1、2失点で終盤を迎えられるようにしないと」と出直しを誓っていた。

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2014年7月29日のニュース