JX―ENEOS大久保監督、劇的逆転も「僕は立っていただけ」

[ 2014年7月18日 21:34 ]

<JX-ENEOS・JR東海>8回2死一、三塁、JX-ENEOSO・井領の打球を見て、ベンチの大久保監督(右)も思わずジャンプ

第85回都市対抗野球2回戦 JX―ENEOS5―4JR東海

(7月18日 東京D)
 初戦敗退の色が徐々に濃くなっていた8回、一気の猛攻で逆転勝ちを飾ったJX―ENEOSの大久保秀昭監督は試合後、興奮気味に話した。「大会に入る前に、今大会は何かが起きる、何かを起こそうと話していた。8回も何かが起きると信じていました」。

 JR東海の先発・秋葉に7回まで山田のソロ本塁打による1得点に抑えられていた。だが、8回に相手が継投策に出ると、石川良から怒とうの3連打で満塁とし、まずは前田の左邪飛で1点。そして井領が左中間に逆転3ランを叩き込んだ。

 「僕は何もしていない。立っているだけで4点入った。選手に感謝しています」と指揮官。「力のある、バランスの取れたいいチームだった。厳しい試合だった」と苦しめられたJR東海の強さを振り返りつつ、史上2チーム目の3連覇に一歩を踏み出したことに安どの表情を浮かべていた。

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2014年7月18日のニュース