感覚にズレ…西岡 トンネル「恥ずかしいプレーだった」

[ 2014年6月29日 05:30 ]

<神・中>7回無死、三塁手・西岡は和田のゴロをトンネル

セ・リーグ 阪神1―2中日

(6月29日 甲子園)
 痛恨の拙守だった。同点の7回。中日先頭・和田の痛烈な打球は、グラブを差し出すタイミングが遅れた阪神・西岡の股間を抜けた。得点に結びつかなかったものの、二塁まで走者を進める失策だった。

 「あれは恥ずかしいプレーだった…」

 試合後、自身を戒めるようにミスを振り返った。5回1死一塁からも武山が放った打球を弾く場面があった。結果的には三ゴロに仕留めながらも三塁手としての感覚のずれは見られた。

 「ライナーは取らなアカンわな。どのポジションでも一歩目が大事」。高代内野守備走塁コーチも防げるミスであったと指摘した。

 打撃も2打数無安打と前日から7打数無安打。復帰後の快音はまだ聞こえてこないが、「いつかは打てる」と西岡はいつものように強気に前を向いた。

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2014年6月29日のニュース