広島 7連勝ならず バリまた乱調、4戦連続大量失点

[ 2014年6月29日 05:30 ]

<D・広>3回1死一、二塁、DeNA・後藤(左)に左越え3ランを浴びた広島・バリントン

セ・リーグ 広島4―7DeNA

(6月28日 横浜)
 白星は助っ人で途切れた。先発・バリントンが3回を5安打5失点で降板。広島の連勝は6で止まった。

 1点リードの3回、先頭の投手・モスコーソにストレートの四球を与えると一気に崩れた。味方失策も絡んで同点とされると、グリエルに勝ち越し右前適時打、後藤に左越え3ランと一気に5失点。勝負を手放す投球に「見ての通り。四球が誰か、ということ」と指揮官の怒りも収まらなかった。

 昨年までの3年間、ローテを1度も外れず、87試合に登板。31勝をマークした安定感が今季、影を潜めている。ここまで7勝を挙げているが、防御率は4・29。4試合連続で序盤に大量失点を喫している。それでも、ローテを外す選択肢について監督は否定的だ。「それも頭にはあるが、実績もある」。球宴前の9連戦など、試合が立て込んでくる時期にバリントンは外せない。

 ▼広島・堂林(右手薬指骨折から1軍復帰。代打からの出場で2打数無安打)結果は出なかったけど、今までやってきたことを続けるだけ。

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2014年6月29日のニュース